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毎日のごはんのこと
 
 
[2011/08/04 03:24]
 
 
ほうしゃのうとごはん_s  



〜おかんふたり、平賀緑さんに会いに行く〜

平賀緑さん
http://midori.info
1997~2011年環境&開発NGO
手作り企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」共同代表
環境省登録 環境カウンセラー
ロンドン市立大学食科政策センター
修士課程FOOD POLICY MSC留学予定



朋) 平賀さんは、講演会ではどういう内容のお話をされているのですか

平賀) 私はもともと、食糧問題というか飢餓問題をしていたんです。世界で食べられない人たちがいるけど、その人たちが食べるためにはどうしたらいいかってことで、結局、自分の食べものは自分で育てる、と。
それには有機菜園を使って、ていうことで。それに併せて食べ物だけやっていても、周りの環境が壊れると食べ物も育てられなくて、環境問題っていうのもやってたんですけど。
その話って途上国だけの話ではなくて、実は先進国でも結構、ほんとに食べ物を育てている人たちが、大変な状況になっているし、消費者の人も食べるものがどんどん企業に集合された食べ物になってしまっているので。ま、そんなことをやってたんですけど。
それで放射能がきたときに、結局、同じパターンなんですよ。不健康な、体によくないものを一部の人の利益のために黙って知らない人に食べさせるっていう*構造が同じだったので、それで放射能のこととか、あと、もうひとつあるのが、自由貿易のTPPを進めようっていうので、それも結局、農業問題とかいいますけど、そうじゃなくて、それは私たちの食卓を企業に明渡すことになるっていう風におもっているので、その辺のフードシステムってことでお話をさせていただいている…
私の思いとしては、放射能だけを考えていると、放射能だけ避けようとしていると、ひとつには、放射能以外にも体に危険なものもあるし、放射能を避けるがために、エネルギーを余計に使うということもあるので、一時的にはそれが必要なときもあると思うんですけど、日本のものじゃなくて、輸入して、てこともありうるけれども、それはそれなりにエネルギーを使ってるってことを自覚して考えてもらわないと、結局エネルギーをたくさん使う社会が続いてしまうので。
あともうひとつは、放射能だけを怯えていると、人々の不安って、ビジネスにとって絶好のチャンスなんです。だから、これを食べたら大丈夫、みたいなものがたくさん出てくるので、そうじゃなくて、食べ物そのものを見直してみようよって感じで話はしてるんですけれども。

雅) 平賀さんは、それでお勧めしてることは何かあるんですか。

平賀) 勧めるのは、ほんとに地味な結論なんですけど、素性のわかるものを、自分で料理して食べようよっていうことになるんです。要は、加工食品や外食を避けていくっていうのが、放射能を避ける一番の方法だと、私は思います。
自分で全部を育てるっていうのは、まぁ当然無理なんですけど、少しでも、植木鉢ひとつででも育ててみて、食べ物って言うのを見直してもらいたいっていうのがまずあるんです。近くの信頼できる人が育てたものを食べるとか、とにかく、流通の確かなものをっていう。

朋) そう言われれば、今まで産地がどこだとか気にして買い物をしたことが無かったですね。それを考え直すいい機会ではあるなって思いますね。

平賀) というか、考え直さないと、これは安全ですか?って聞かれても、安全な食べ物ってもう無いんです。100%安全な物はもう無いって私は思っています。
そうすると、どれだけのリスクをどう判断するかって言う見極めが必要になってくると思います。もうひとつは、安全ですか? と聞いて、原子力安全です、といってきた人を信じるんですかと、むこうは売るために勿論安全です、と言いますよね。そういう世の中なので、リスクの判断は各個人の判断だと、私は思っています。

朋、雅)結局、ある程度は受け入れなくてはいけないんですかね…

平賀) いえ、諦めではなくて、自分の体に良いものを選んでいくと、生産者にとっても、地球環境にとっても良いものになると私は思うんです。
私は今まできちんと原発問題に取り組んでなかったので、いまさら声あげることにすごく後ろめたく思ったこともあったんですけど…

―会話、牛などの話に―

平賀) 今、(食品の)表示もどんどん崩そうとしてますから。表示をごまかそうとしてます。魚とかも、どこ産ではなく、太平洋水域、のような。間違いじゃないですけどね。だからといって、アラスカの養殖のサーモンを買ったら、それもまたすごい状況だし、ヨーロッパにだって、恐ろしい放射能の海があるし。なので、放射能だけ見てると、結局、ほかの事が見えてこない、養殖っていうのがどういう状況なのか、海外から持ってくるって言うのがどういうことなのか。
京都でも大阪でも、放射能の降下物はゼロじゃなかったけれども、でもどこのものかわからないよりかは信用があるし。それでもゼロにはできないですけど。でも、生まれてきたときからゼロの世界ではなかったので。ただ、加工食品や外食を避けるだけでずいぶん減らせるとは思います。
食料の値段は上がっています。ということは、外食産業はもっとコストダウンしなければならない、そうしたら安い食材に流れるので、ますます信用できないことになります。

朋) リーフレットについて…中略…給食の問題にしても、今、高槻とかで自治体や市議会に要請に行ったりとか教育委員会に要請にいったりしているお母さんもいるんですよね。でも、なかなか数としてたくさんの母親が心配してるぞ、てことにならないとなかなか動かない、給食の問題なんか…そんな内容も載せたいなと思っていて。

平賀) 給食も結局外食と同じなんですよね。食材の値段が上がると、どこでしわ寄せをしようかと。現場の人はお気の毒ですけど、限られた予算で四苦八苦しているというのが現状だとおもうので。もうひとつは、人によるんですけど、栄養士さんは数字で考えるので、もちろん農薬とか添加物とか勉強はしてるけども、安い食材を使う、そういう世の中になってしまっているので。栄養士さんが決められることでもないし、現実、予算が決まっていたら、予算内でやっていくしかない。
でも給食は、3食のうち1食なので。給食のことを騒いでるお母さんが、帰りにマクドナルドを食べさせている、なんて話も批判的に言う人もいるので。

雅) 給食を言うと同時に、家庭での食事をまず大切に、ということなんですね。

平賀) 逆に、家庭の食事を大切にすること、ベースをきちんとすることが大事で。今回放射能のこと出てきましたけど、放射能だけじゃないいろんなものがあるので、例えば、免疫力云々って言われるじゃないですか、それは今までの積み重ねがある人と無い人とだったらまた違うし、食べ物が自分の体と心を作る、ていう意識が薄れてる。これだけグルメ情報がある中で、何を食べたら自分に同影響を及ぼすかって言う。でもそれは、個人の責任ではなく、その風潮を作ってきたって言う、後ろの流れがある、その辺をしっかり勉強したくて留学するんです。

朋、雅)調べ始めたら怖いですよね、何も食べれなくなるんじゃないですかね。

平賀) 食べるものはあります。ただ、いかに、自分が気がつかないところで操作されてきたのかっていうのが怖いところで。

雅) 国策ですか?

平賀) 国だけじゃないです。国を超えたところでの動きです。一言で言えば、アグリビジネスとグローバリゼーション。

雅) 放射能を言う前に、危険なものはいっぱいあって、私たちはそれを知らないだけだってことなんですね。

平賀) 放射能はそのうちのひとつなんですよね。勿論性質は違うけれども、それを食べさせられる仕組みっていうのは同じものだと思うんですよ。

雅) 今も、私たちは農薬三昧の野菜を食べさせられてるわけですしね。

平賀) それが表示されていない。放射能を調べて表示するように、プラスアルファ、他のものも表示してほしい。今は、農薬を使わなかった人が表示するんです。使った人は何も書かなくていい。農薬何を使っているのか、肥料何を使っているのか…下水汚泥とかも肥料に入っているので。もともと、1割以上が肥料に入っていたんですよ、下水汚泥っていうのは。そのルートに放射性物質が入ったらどうなるのか。

雅) 入ることも、今後考えられますよね?

平賀) もう入れようとしているんです。

朋) ありましたね、肥料に何ベクレルまでのものは使ってよしという基準が。

―中略(汚染牛の話題へ) ―

平賀) 藁が汚染されてたところって、子供たちが遊んでたんです。そんな子供たちが遊んでて、人が住んでて大丈夫ってところで、藁を牛にあげるの当たり前じゃないかっって話ですよね。牛の内部被ばくは認めたけれど、じゃあそこに住んでる子供の内部被ばくは認めないんですか、そこで耕してる畑の汚染は認めないんですかって。ほんと、藁や牛だけじゃない。
政府は何も無いことにしようとしてる。そしてまた、原発を再開しようとしてる。






 
 
 
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